突然ですが、みなさんが「歯科医院に行こう」と思うきっかけはなんですか?
歯が痛いから😣
着色が付いてきたから☕️🍷
最近行っていないから
さまざまあると思いますがその中に「歯石が付いてきたからそろそろ」という方もいると思います
来院される患者様の中にも定期検診の習慣はないが歯の裏の歯石が気になるのでとって欲しいという方も多くいらっしゃいます。
そもそも歯石とはなんでしょうか?
歯石とは…歯の表面につく「プラーク(歯垢)」が石のようにかたくなったものです。歯ブラシなどで落としきれなかったプラークが唾液で再石灰化し(2〜3日)固まります。(2週間)

見えない歯石がある!?
目で見て確認しやすいのは主に下の前歯の裏側です

何年も放置するとこのように歯と歯の間をびっしり埋めるように歯石がつきます
これを歯茎の上につく「歯肉縁上歯石」といいます
それでは見えない歯石とは…歯茎の下につく歯石です
これを「歯肉縁下歯石」といいます

歯肉の下にある歯面・歯根面に付着したプラークが石灰します
歯茎の下につく歯石は黒く血液の成分を含んでおりとても硬く歯の表面に強固にこびりつきます
🦷ここにつきます!🦷
①歯肉溝の内部 ②歯周ポケットの内部 ③歯根面
🦠歯石にはどんな菌がいるの?
レンサ球菌(Streptococcus属)

初期のプラーク形成に関与する菌。歯面に付着し、プラークができ始める段階で重要
アクチノマイセス属(Actinomyces属)

歯面や歯肉縁付近のプラークに多く見られ、歯石形成にも関係する菌
ポルフィロモナス・ジンジバリス(P. gingivalis)

歯周病に関連する代表的な菌。特に歯周ポケット内の細菌叢で重要な役割を持つ
歯肉縁下歯石は通性嫌気性菌優位の歯肉縁上歯石と違い、偏性嫌気性菌が優位になります
🦠通性嫌気性菌
・酸素があってもなくても生きられる
・酸素がある環境では酸素を利用できる菌もいる
例:大腸菌、口腔内の一部のレンサ球菌
🦠偏性嫌気性菌
・酸素がある環境では基本的に生育できない
・酸素が少ない、またはない環境で生育する
例:ポルフィロモナス・ジンジバリス(歯周病関連菌)
Q. なんで縁下歯石は黒いの!?
A. 歯肉滲出液中のヘモグロビンが歯石に沈着するため
分かりやすく簡単にいうと
①歯周ポケットの中で炎症が起き歯ぐきから出血🩸した時、血液に含まれる鉄分が歯石に吸収されそれが酸化し黒くなる
②歯周ポケットの奥に生息する歯周病菌(P.g菌:ポルフィロモナス・ジンジバリスなど)が、黒い色素を産生するため
そして放置すると歯石がさらに大きくなり歯周ポケットがますます深くなってさらに細菌が溜まり歯周炎で歯が抜けてしまいます
歯周ポケットの下につくため自身では気が付きにくく歯ブラシなども届かないため自分ではまず落とせないからです
歯医者で落とそう!
歯石を落とす方法は歯科医院でのクリーニングです

放置すると…
毒素が骨を溶かして歯が抜けたり血管が毒素をめぐり全身の病気につながるリスクがあります。
特別なクリーニングをして歯の根っこについたトゲトゲが無くなっているのが見えますね
みなさんのお口の中にも見えない歯石🪨がついているかもしれませんね!
気になるという方はぜひ一度チェックにいらしてください
スタッフ一同お待ちしております🦷🪨







